おはなしのもり

フランクフルトにて日本語おはなし会を開いています

ひなまつりにおススメの絵本

お天気は良いけれど寒い日が続きますね。
ひなまつりに読みたい絵本をご紹介します。

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ひなまつりこびとのおはなし
作・絵 まついのりこ
童心社

行事こびとシリーズのひなまつりこびとはかわいいピンクのドレスで登場です。
おひなさまを飾ろうとしたらぼんぼりが一本みあたりません。さぁ、どこへいっちゃったのかしら?
みなさんはおひなさま飾りましたか?お内裏様とお雛様(正確にはそろって内裏雛だそうです)の他にぼんぼりやひしもちも飾りたいですね。
ほんわりあったかい気持ちになれるお話です。


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わたしのおひなさま
作・内田麟太郎 絵・山本孝
岩崎書店

流し雛という風習をご存知でしょうか?お祓いをした人の形(かたしろ)を木の葉の船に乗せて川に流したのが始まりだそうです。いまでも小さなお人形に着物を着せて子どもの健康や成長を願って行う地域があるそうです。
この絵本はももちゃんの流し雛を川に住むカッパが持っていってしまうところからはじまります。カッパにも娘がいて健康を願っているのですね。行事にはちゃんと意味があるということも子どもたちに伝えていきたいですね。

 

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おひなまつりのちらしずし
作・平野恵理子
福音館書店

おひなまつりには美味しいちらしずしが欠かせませんね。この絵本では親子でお料理をします。ストーリーに合わせてレシピも紹介されているので、おうちで作ってみたいですね。ドイツでも美味しいちらしずしができるかな?