おはなしのもり

フランクフルトにて日本語おはなし会を開いています

9月22日のプログラム

今日はぐんとあたたかい日になりました。最高のおそとおはなし会日和でした。

おふとんかけたら
作・絵:かがくいひろし
ブロンズ新社

最初のおはなしはこちら。いろんなものがおふとんにくるまっていますよ。
トイレットペーパーさんみたいにお布団からころがってどこかに行ってしまう子、いるみたいですねぇ。

 

こぶたマンはつよいんだ
作:渡辺有一
ベネッセ

小さな妹ちゃんと弟くんと一緒に来てくれるお友だちも多いですね。きょうだいで遊んでてごっちんこ!となっちゃうことありますね。お兄ちゃんだから、ではなくて「こぶたマンだから」つよいのだ!歌って踊ってるうちに楽しくなってみんな笑顔になれるといいな。

みんなで立って手遊び歌を歌いました。はじめはゆっくり、だんだん早く。
さいごには栗の木ではなくヤシの木の下で、と歌いましたよ。「ヤシの木があったらよかったのにねぇ。」ほんとだね、ヤシの木が育つほどあたたかいといいね。
♪大きな栗の木の下で

(6) 【手遊び】大きな栗の木の下で♪Japanese Children's Song & Nursery Rhymes & Finger Plays♪日本兒歌 & 童謠 & 兒童手指歌♪ - YouTube



ぴかくん めをまわす
作:松井 直 絵:長 新太
福音館書店

この表紙を見ても何か分からないけれど、赤・黄色・緑の丸が並んでいるものといえば・・・・「しんごう!」と元気よくこたえが返ってきました。
なんと初版が1966年、ママたちどころかばあばたちの時代からある本でしょうか。昔も今も、日本でもドイツでも信号機は変わらずあか・き・あおーとまれ・まて・すすめと働いているんですね。
こんどお散歩でしんごうを見かけたらありがと、って声かけたくなっちゃいますね。

 

しゃっくりがいこつ
作:マージェリーカイラー 絵:S.D.シンドラー 訳:黒宮純子
らんか社

ハロウィンが近いのでがいこつの出てくる絵本を読みました。
「しゃっくり」ってなぁに?子どもはよくしゃっくりが出るようですが、名前はなかなか覚えられませんねぇ。でもどうやったら止まるのかは今日たくさん覚えて帰ってね。

 

かあさんのまほうのかばん
文:よこみちけいこ 絵:なかざわくみこ
童心社

この本を読むと、けっこういつも子どもたちの反応はにぶいのです。少し長めのお話でチビさんにはむずかしい。4-5歳の、特に下のきょうだいさんのいる子どもたちに向けて読んでいます。
なんでにぶいか。なんというかシブいような顔でじっと見てるんですね。げんちゃん、この主人公と同化して小さいいもうとがかわいいけれどかあさんやみんなの注目を取られたような複雑な心境に呼応しているのだろうと思っています。
彼らのこころに、このお話が沁みていたらいいな。

 

さぁて、来週はお天気どうでしょうね?ハロウィン直前ですからカッコいい衣装で遊びに来てください。たのしいお話を用意してお待ちしています。